2021.10.22
きょうも寒いね。
こんにちは。
10月も20日を過ぎたので当然と言えば当然かもしれませんが俄かに寒くなりました。
先日まで汗ばんでいたというのに、突として季節は変わるものですね。
それにしても極端すぎますよね…
キレイなお姉さんがいきなりお婆ちゃんになるようなものですかね。美しい中年女がまったく省かれてしまったという…
美しい中年女(特にロミー・シュナイダーやロミー・シュナイダーやロミー・シュナイダーやロミー・シュナイダー)が大好物、いや大好きな者として非常に残念です。
雲ひとつない青空がのぞめる好天だったのに、翌日には冷たい雨が降る、といった不純な、いや不順な天候でもあります。
屋外で仕事をしている職人さんたちには、ぜひ体調に留意していただきたいですね。
さて、今月も15日に安全教育を行ないました。
ただし、先月と同じように人数を絞っての教育です。
緊急事態宣言は解除されました。かといってウイルスさんが世界から雲散霧消、キレイさっぱりなくなったわけではありません。
今回はまだ慎重を期しましょうということです。
11月や12月の安全教育は徐々に参加者を増やしていき、来年よりは本格化といいましょうか、完全に元の姿に戻って全員集合!と参りたいと考えております。
つきましては、職長さんに指示事項を周知して、それを現場で水平展開していただき、管理者がパトロールのときに確認するという、9月と同じ趣旨での教育となったわけですが、今回は
★不安全行動への処置について
★適正配置の運用徹底について
の2点を強調いたしました。
【不安全行動への処置について】
お世話になっている元方事業者さんの現場で、安全帯を使用せず外部足場を乗り越え、墜落して死亡する災害がありました。
それを受けて、大きな災害につながる不安全行動をとった作業員への処置がルール化されたのです。
当社の日ごろの通常作業では特に安全帯の未使用が不安全行動になりますね。以下がそのルールです。
①不安全行動を初めて指摘された作業員には「適切な再教育」を実施し作業所長に報告する。
②2回目の指摘を受けた作業員については、社長がその人間に特化した巡視、再教育を行なう。
③それでも懲りずに不安全行動をした作業員は現場より退場させ、あわせて大成建設東京支店の現場に出入禁止とする。
3回目にはツマみ出しますよ!という厳しい決まりとなりました。
通達には「本人の命を守る意味を含め」とあります。
実際に亡くなっている方がいらっしゃるのですから、厳しいというより当然の措置と言えるでしょう。
一昨年あたりにいちど安全帯の不使用を指摘されたことのある職長さんが(作業の性質上やむをえず安全帯のランヤードが外れている状態になってしまったらしい)、あのときの指摘は1回目としてカウントされてしまうのかな、と微苦笑しながら不安がっていましたが、通達には「10月11日から運用開始とする」とされていますから大丈夫でしょう。
そんな過去のことは気にせずに今から頑張ってください。
【適正配置の運用徹底について】
なにより身体が資本の仕事であり、また全国労働衛生週間が7日まで展開されたこともあっての通知と思われます。
本人は自分の身体とくに弱点を知り、会社はそれを把握して作業内容に応じて配慮する。
さらに普段より声掛け、服薬をサボってたりしていないかなどフォローもこまめに行なう、など当社は意識して実施しているつもりです。
自社独自の適正配置通知書も先月に更新して、実際に職人さんたちを率いる職長に配布しました。
11月3日に検診車を宿舎に呼んで、年に一度の定期健康診断を行ないます。
その結果に応じて、改めて適正配置通知書を更新し、働く皆さんの健康の保持増進につなげていければ、と考えております。
皆さんに万全の体調で作業所に入場いただき、そして、作業所では不安全行動をとらずにあわてないで仕事をする。
毎日その繰り返しで建築現場の「安全第一」はなりたち、工程も円滑に進んで建物は完成期日にきちんと出来あがるのです。
だれかひとりが災害を起こしてしまうと、プロジェクト全体に障りがでてしまうことになります。
元方事業者の社会的信用を損ねることにつながります。
自分は大丈夫、と安易に考えたりせずに、金子建設工業はルールを守って頑張りましょう。
どうぞみなさん、ご安全に!
今回も人数を絞っての安全教育です。
社長より安全指示事項の周知です。
酒井部長による災害事例の説明。
残業から帰った職長さんと談笑する社長です。
緊急事態宣言解除が解除されました。
ようやく食堂でコミュニケーションが取れるようになりました。
でも長時間は禁物ですよ。